不用品とゴミを処分する手段

料理で出る生ゴミを減らす方法とは

どんなに心がけていても、料理中には皮などの野菜くずや肉の脂身などの生ゴミが発生します。特に暑い季節には生ゴミの収集日までに悪臭を発したり、害虫や病原菌を引き寄せたりするかもしれません。
焼却されると二酸化炭素や有害物質が排出され、環境にも悪影響を及ぼします。しかし少し気をつけるだけで、料理で出る生ゴミを減らすことは可能です。


生ゴミを減らす方法

生ゴミを減らすには、買物のときから気をつけることが大切です。
買うものをメモして行き、たとえ安かったとしても、使う予定のない日持ちしない食材は買わないようにしましょう。野菜の料理で出た皮や芯などは、スープにしたり煮ものやサラダに入れたりすることで食べられるようになります。
漬物や味噌汁の具にするのもよい方法です。少し硬くなった食パンは、オーブントースターなどで焼いて乾燥させてから、フードプロセッサーで砕くとパン粉として利用できます。
傷んできた果物は、ジャムやコンポートにするとおいしく食べられます。食材の残りは、食材ごとに適した方法で保存して翌日使います。
作り過ぎて食べきれなかった料理は、残ったらすぐに冷凍保存したり、別の料理にリメイクしたりなどして食べ切るのも生ゴミを減らす方法の1つです。


水切りは重要

どうしても捨てなければならないときは、しっかり水切りすることで嵩を減らすことが可能です。
野菜くずは水に濡らさないようにしましょう。水切りネットに入れた生ゴミを、捨てる前に手で絞るのも効果的です。野菜などのくずだけなら、三角コーナーに入れたまま一晩置いておくと手軽に水を切ることができます。
臭いも発生しません。茶殻や野菜くずは新聞紙の上に広げて1日以上、天日干しすることで平均20%程度水分を減らせます。
生ゴミを堆肥化すれば、家庭菜園や花壇などの肥料として使えます。

生ゴミを堆肥化するためのコンポストを購入する場合は、費用の一部を自治体の補助金で賄える可能性があります。
段ボールを使ったコンポストを自作することも可能です。