不用品とゴミを処分する手段

キャンディの包装は中身ごと燃えるゴミに出す?それともプラゴミ?

キャンディの包装は中身ごと燃えるゴミに出す? 基本的にキャンディの包装はプラゴミに出すことになっています。「基本的に」というのは、商品や状況によって異なる場合があるからです。

例えば商品に「個包装はプラゴミ」と明記されていれば、プラゴミとして出して問題ありません。ただしキャンディやチョコレートなどの包装は小さすぎるため、外袋に書かれている場合が大半です。

もう少し大きいせんべいやクッキーの包装には、直接書かれている場合があります。包装がプラゴミではなかった場合は、きちんとその表示通りに出しましょう。キャンディの包装はプラスチック類で出来ている場合が大半ですが、包み紙タイプである場合は燃えるゴミとして出してください。


お菓子の包装を捨てる際に気を付けておきたいのが、汚れの付着です。チョコレートのように溶けやすいものが代表格ですが、キャンディは溶けやすい上に固まりやすいという特徴があります。溶け固まったキャンディが包装からどうしても落ちない、という場合は燃えるゴミとして出して問題ありません。

そもそもキャンディの中身は燃えるゴミとして扱われます。キャンディと包装がくっ付いて取れない場合も、一緒に燃えるゴミとして出して構いません。汚れが付着したプラゴミを無理やり出してしまう方が、ゴミ処理場にとって迷惑になってしまうからです。


紙類同様にプラスチック類はリサイクルできるゴミとされ、収集後は主に燃料として再利用されます。しかしリサイクルに活用できるものばかりではありません。プラゴミでないものが混ざることも多く、分別にコストがかかるためリサイクル効率が下がっている傾向があるのです。汚れが付着したプラゴミも同様です。

汚れがあると再加工にコストがかかるため、どうしても綺麗にならないキャンディの包装は、燃えるゴミとして出した方が無駄も少ないと言えます。もちろん、可能であればキャンディの包装はプラゴミとして出して、中身は燃えるゴミとして分別を心掛けていきましょう。