洗濯物ハンガーをゴミとして出す時の選択肢

自宅で洗濯物を干す時に使用するハンガーはクリーニング店などの利用時など意図せぬ形で増えてしまうケースも少なくありません。

使い古された物や必要以上に溜まった洗濯物ハンガーはそのままにしておかずにゴミとして処分をすることで家の中をスッキリできます。一口に洗濯物ハンガーと言っても商品によって素材は様々です。

コートを始めとした重い衣類を支えるために丈夫さを優先して作られている木製のハンガーは可燃ゴミとして出すことができます。

クリーニング店で使用している細い針金やプラスチックで作られている軽量のハンガーは資源ゴミ扱いです。資源ゴミは家庭ゴミの回収とは曜日が異なるため、事前に自治体のホームページで確認しておかなくてはいけません。ハンガーの中にはフック部分にだけ金属が使用されている物も多くあります。

金属は不燃ゴミに分類されるので本体が木やプラスチックでも可燃ゴミとして出すことはできません。フック部分にだけ金属が使用されているタイプは事前に分解して分けて出す必要があります。

分解というと難しいイメージを持たれがちですが、一般的なハンガーであればフック部分をペンチなどの工具で挟んで引っ張るだけです。洗濯物を吊るすという本来の目的から、簡単に外れないように設計されている物もあります。

力任せに引っ張った反動で怪我をすることもあるので、周囲に人や物がない広い場所で行うことが基本です。住んでいる自治体によっては回収に細かいルールを設けているケースも珍しくありません。複雑なルールで処分が面倒と感じた時は専門の業者に依頼をするのも一つの手段です。

不用品回収を専門としている民間業者であれば自治体のように指定日に決められた時間内に出すなどのルールはありません。自分の都合の良い日に引き取りに来てもらえるのが強みです。
民間業者は回収する量に原則制限を設けていないため、数十個などまとめて処分をする場合にも適しています。